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更新日:
 2015年8月23日







・コムタム:Cơm tấm
 「コムタム」とは「砕きご飯」という意味で、お米を三分の一程度に砕いたご飯です。コムタムはベトナム南部名物の庶民的な料理で、細かいお米(砕き米)の御飯の上に炭火焼肉や目玉焼きをのせたワンプレート料理(皿飯)です。
 メインとなるおかずは甘辛味の豚肉の炭火焼き「スーンヌーン」で、これに目玉焼き、ひき肉と玉子の蒸しもの(カットした卵焼きのようなもの)、豚皮の千切りを炒ったものなど、他のおかずも一緒に乗せて食べます。
 お肉だけ乗せる場合は「コムスーン」と言います。目玉焼きを追加すると「コムスーン・オプラー」、豚焼肉に豚皮の千切りを炒ったものを合わせると「コムスーン・ビー」、ひき肉と玉子の蒸しものを追加すると「コムスーン・ビー・チャー」と、色々なバリエーションがあります。

・生春巻き:Gỏi cuốn
 生春巻きは、フォーとともにベトナム料理を代表するものとして世界中で知られている料理です。「Gỏi cuốn」とは「包んだ(野菜や魚介の)和え物」の意味です。
 中国が発祥の「揚げ春巻き」とは、材料、調理、味覚のいずれにおいても異なり、生春巻きは中国語でも「ベトナム春巻き(越南春卷/越南春卷)」または、「夏巻き(夏卷/夏卷)」と呼ばれ、区別されています。英語でも、中国の「揚げ春巻き」は「spring roll」と呼ばれていますが、「生春巻き」は「summer roll」と呼ばれています。
 ライスペーパーで海老、茹でた豚肉、野菜、香草などの具を巻いた料理で、ヌクチャムというニョクマム、ライム(またはレモン)果汁、砂糖、唐辛子などで作ったタレやスイートチリソースにつけて食べます。

・バインセオ:Bánh xèo
 「バイン」とはパン、饅頭、ケーキなど、粉をこねたもの一般を指す語で、「セオ」とは生地が熱い鉄板に触れたときにたてる音を表しています。
 南部ホーチミンの名物料理であるバインセオは、日本ではベトナム風お好み焼き、西欧ではベトナム風クレープなどと呼ばれているベトナム南部の粉物料理ですが、作り方も味も全く異なる食べ物です。バインセオの具の種類は非常に豊富で、バインセオ専門店もあります。
 基本的なレシピは、米粉とココナッツミルクをベースにした生地をターメリックで黄色く着色し、大きめの専用フライパンで薄皮に焼き上げます。焼けたら豚肉、モヤシ、海老、緑豆、あるいは鶏肉やキノコ、タマネギなど、好みの具(肉・魚類は事前に火を通しておく)をたっぷりと乗せて二つ折りにし、軽く蒸し焼きにし、さらに油で皮をパリパリに焼きます。焼き上がったものに香草(ミント、ドクダミ、紫蘇など)類を添えて風味を付け、一口大にちぎってレタスやサニーレタスなどの葉もの野菜でつつんだものを酢やヌクマム(魚醤)をベースにしたタレ「ヌクチャム」につけて食べます。

・フォー:Pho
 平たい米粉麺に牛骨から出汁をとったスープ、刻みネギやパクチー、モヤシなどを具にのせたベトナム北部の名物料理です。現在はベトナム全国で食べられます。「フォー・ボー(牛肉のフォー)」、「フォー・ガー(鶏肉のフォー)」の二種類が定番です。



  





 
 
 

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