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更新日:
2015年8月23日
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国名:ベトナム社会主義共和国(Socialist Republic of Viet Nam)
Nuoc Cong Hoa Xa Hoi Chu Nghia Viet Nam
国名のベトナムとは、中国語における「越南=南方に建てた越の国」に由来しています。
首都:ハノイ(Hanoi)
面積:329,241km2(日本の国土の約87.1%、千葉県を除いた日本の面積とほぼ同じ)
インドシナ半島東側に細長いS字型の国土を持つベトナムは、山岳地帯、美しい海岸線を持つビーチ、肥沃なメコンデルタなど、豊かでバラエティーに富んだ自然を有しています。北部のハロン湾、旧ハノイ(タンロン)城跡、中部のチャンパ遺跡のあるミーソン、古い街並みが残るホイアンは世界遺産に登録されており、旅行者にも人気の場所です。
人口:8,070万人 (2003年)
8,312万人(2005年末)
8,520万人(2007年)
9,170万人(2013年)
9,250万人(2014年時点、国連人口基金推計)
人口密度:343.6人/km2(2003年)
人口増加率:1.3%(対前年比)(2003年)
民族:キン族(越人)約86%、他に53の少数民族(2003年)
出生率 :1.188% (2003年)
平均寿命 :全人口:68.2歳 (2001年)(男性:65.5歳、女性:70.1歳)(2001年)
言語:ベトナム語(Kinh語)
宗教:仏教、道教、儒教の混合:70%、キリスト教 (カトリック):10%、カオダイ教:2.5%、ホアハオ教:1.3%、キリスト教 (プロテスタント):0.5%、イスラム教:0.1%、そのほか:15.6%(2003年)
識字率:全90.3%
独立:1945年9月2日(フランスより独立。独立宣言。)
1954年7月21日(ジュネーブ協定で承認)
1976年7月2日(南ベトナム編入に伴うベトナム社会主義共和国に改組)
◎国旗
金星紅旗(コー・ドー・サオ・ヴァン)
旧ベトナム民主共和国(北ベトナム)の国旗として1945年に制定した旗を、南北統一(1976年)後も使用しています。
赤は革命に流された血、星の色は人々の肌の色を示しています。
◎国歌
進軍歌(Tien Quan Ca:ティエン・クァン・カー)
◎政治体制(2015年8月)
政体 :社会主義共和制
議会 :一院制、500名。任期5年(但し2007年~2011年の第12期国会は4年)
中選挙区。2016年前半に国会議員選挙が実施される予定。
・国家主席:チュオン・タン・サン(Truong Tan Sang)
・共産党書記長:グエン・フー・チョン(Nguyen Phu Trong)
・首相:グエン・タン・ズン(Nguyen Tan Dung)
・選挙権:満18歳以上、被選挙権満21歳以上
◎内政(2015年8月)
1986年の第6回党大会にて採択された市場経済システムの導入と対外開放化を柱としたドイモイ(刷新)路線を継続、外資導入に向けた構造改革や国際競争力強化に取り組んでいる。他方、ドイモイの進展の裏で、貧富の差の拡大、汚職の蔓廷、官僚主義の弊害などのマイナス面も顕在化している。
2006年4月には、第10回党大会(5年毎)が開催され、「ドイモイ(刷新)」政策実施20年を総括した。また、ドイモイ路線の継続を確認し、汚職問題について厳しく取り組む姿勢が表明された。書記長には、ノン・ドゥック・マイン書記長が再選された。党大会後の第11期第9回国会(2006年5月16 日から2006年6月29日まで)にて6月26日にはグエン・フー・チョン国会議長が、27日にグエン・ミン・チエット国家主席、グエン・タン・ズン首相が新たに選出された。
2007年5月、5年に一度の国会議員選挙が行われ、マイン書記長を始めとする首脳陣はいずれも当選し、2007年7月~8月の新期(第12期)第一回国会において、チョン国会議長、チエット国家主席、ズン首相の再任が承認された。また、同国会では、省庁改編(中央省庁数の削減)、一部閣僚の交代(副首相2名の追加等)の他、今期国会議員の任期を4年に短縮し、地方議会(人民評議会)議員の任期を2年延長させることが決定され、次回選挙(2011年)より、国会、地方議会選挙と共産党大会が同一年に行われることとなった。
◎外交基本方針(2015年8月)
全方位外交の展開、特にアセアン、アジア・太平洋諸国等近隣諸国との友好関係の拡大に努めること。
1995年7月、米国と国交正常化、アセアンに加盟。1998年11月、APECに正式参加。2008年1月、国連安全保障理事会非常任理事国(任期2008年~2009年)に就任。
◎軍事力
国防予算:37.3億ドル(2007年)(2008年、ミリタリー・バランス)
42.6億ドル(2014年)(2015年版、ミリタリー・バランス)
兵役:徴兵制(18~27才間の2年間が標準(陸軍及び防空軍は2年、海軍及び空軍は3年))
兵力:正規軍45.5万人(2008年、ミリタリー・バランス)
正規軍48.2万人(陸軍:約41.2万人、海軍:約4万人、防空・空軍:約3万人)(2014年)(2015年版、ミリタリー・バランス)
◎経済(単位 米ドル)
・主要産業:農林水産業、鉱業、軽工業
・GDP:
38.2億米ドル (2003年)
716億米ドル(約8兆円)(2007年、越統計総局速報)
1,878億米ドル(2014年、IMF)
・一人当たりGDP:
485米ドル(2003年)
818米ドル(2007年、IMF推定値)
2,073米ドル(2014年、IMF)
・経済成長率:
8.48%(2007年速報)(前年同期は8.17%)
6.5%(2008年上半期)
5.98%(2014年、越統計総局)
・物価上昇率:
21.9%(2008年9月。2007年12月比)(前年同期は27.9%)
4.09%(2014年、年平均、越統計総局)
・失業率:
4.6%(2007年速報)
2.08%(都市部:3.43%、農村部:1.47%)(2014年、越統計総局)
◎総貿易額
輸出:198億8,000万米ドル(2003年)
483.9億ドル(前年比:21.9%増)(2007年(暫定値))
1,501.9億ドル(対前年比 13.7%増)(2014年、越税関総局)
輸入:249億9,500万米ドル(2003年)
608.3億ドル(前年比:35.5%増)(2007年(暫定値))
1,480.5億ドル(対前年比 12.1%増)(2014年、越税関総局)
◎主要貿易品目
輸出:原油、縫製品、履物、水産物等(2007年)
携帯電話・同部品、縫製品、PC・電子機器・同部品、履物、水産品等(2014年、越税関総局)
輸入:機械機器(同部品)、石油製品、鉄鋼、布等(2007年)
機械設備・同部品、PC・電子機器・同部品、布地、携帯電話・同部品、鉄鋼等(2014年、越税関総局)
◎主要貿易相手国
輸出:米国、日本、オーストラリア、中国、シンガポール(2007年)
米国、中国、日本、韓国、香港(2014年、越税関総局)
輸入:中国、シンガポール、台湾、日本、韓国(2007年)
中国、韓国、日本、台湾、タイ(2014年、越税関総局)
◎経済概況(2008年4月)
(1)1989年頃よりドイモイの成果が上がり始め、1995~1996年には9%台の高い経済成長を続けた。しかし、1997年に入り、成長率の鈍化等の傾向が表面化したのに加え、アジア経済危機の影響を受け、外国直接投資が急減し、また、輸出面でも周辺諸国との競争激化に晒され、1999年の成長率は4.8%に低下した。
(2)2000年の成長率は6.7%、2003年は7.2%、2005年は8.4%、2007年は8.5%の成長率を達成。しかし、慢性的貿易赤字、未成熟な投資環境等、懸念材料も依然残っている。2007年より顕在化したインフレは、2008年に入り一層深刻化してきており、ベトナム政府は 2008年の経済成長目標を8.5%~9%から7%に下方修正し(2008年5月)、金利引上げ、財政支出抑制等の引き締め政策に方向転換しつつある。
(3)近年ベトナムは一層の市場経済化と国際経済への統合を押し進め、2007年1月11日、WTO正式加盟を果たした。
◎日本の援助実績(2008年4月)
1992年11月以降、経済協力を再開。日本はベトナムにとって最大の援助国となっています。2007年度の援助供与予定額は、円借款、無償資金協力、技術協力合わせて総額約1,053億円。
・日本の対ベトナムODA供与規模・実績(単位:億円)
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1999年度 |
2000年度 |
2001年度 |
2002年度 |
2003年度 |
2004年度 |
2005年度 |
2006年度 |
2007年度 |
円借款 |
1,012.81 |
709.04 |
743.14 |
793.3 |
793.3 |
820 |
908.2 |
950.78 |
978.53 |
無償資金協力 |
46.41 |
80.67 |
83.65 |
52.37 |
56.5 |
49.14 |
44.65 |
30.97 |
21.18 |
技術協力 |
60.74 |
74.32 |
79.09 |
67.08 |
55.77 |
57.11 |
56.51 |
52.75 |
51.98 |
◎在留届提出邦人数
5,613人(2007年10月1日現在)
◎在日ベトナム人数(外国人登録者数)
36,860人(2007年末現在。対前年比13.5%増。)
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☆ベトナム生活情報
◎通貨(2015年8月)
ドン(Dong = VND)
・紙幣
100、200、500、1,000、2,000、5,000、1万、2万、5万、10万、20万、50万ドンの12種類。
・硬貨
200、500、1,000、2000、5,000ドンの5種類。
◎為替レート
1ドル=16,255ドン(2008年10月)
1ドル=21,673ドン(2015年5月)
1円=175ドン(2015年8月)
◎両替
現地の空港、銀行、ホテルのほか、街中に両替屋さんもあります。
◎時差(2008年4月)
-2時間(日本が昼12時の時、ベトナムは午前10時)
サマータイムは適用されていない。
◎ビザ(2015年8月)
2015年1月1日から、以下の条件に合致する場合は、ビザ免除です。
1)ベトナムでの滞在日数が入国日より15日を超えないこと
2)観光、ビジネス、親族訪問を入国目的とすること
3)日本国旅券の有効期限が最低6ヶ月以上あること
4)往復航空券または第三国行き航空券を所有していること
5) 前回のベトナム出国日から30日以上の期間が経過していること。
なお、査証申請時、6ヶ月以上必要です。
◎税関(2015年8月)
ベトナム入国時の免税範囲は、たばこ400本、葉巻100本、巻きたばこ500gのいずれか。酒は22度未満のアルコール2Lまで。あるいは、22度以上のアルコール1.5Lまで。
◎飛行機(2015年8月)
日本から直線距離で約3600km。ホーチミン市までは、成田国際空港と羽田空港から約6時間、関西国際空港からは約5時間20分、中部国際空港からは約5時間35分、福岡空港からは約5時間です。
ハノイまでは、成田国際空港と羽田空港から約5時間30分、関西国際空港からは約5時間、中部国際空港からは約5時間10分、福岡空港からは約4時間15分です。(いずれも直行便での所要時間)。
◎電気事情(2015年8月)
電圧はほとんどが220Vで、稀に110Vがある。周波数は50Hz。プラグはA型とC型の複合型が多く、A型、C型、稀にSE型とBF型があります。
◎クレジットカード(2015年8月)
大手カード会社の国際カードは、主要なホテルやショッピングセンターで使用できます。
◎チップ(2015年8月)
チップの習慣はなく、基本的に不要です。
高級レストラン以外では不要です。高級店でも、サービス料が付加されている場合は不要です。
ホテルでベルボーイやルームサービスを依頼した場合は、1万ドン程度。
タクシーでは不要です。
◎ビデオとDVD(2015年8月)
ビデオは日本と同じNTSC方式です。現在ベトナムで市販されているテレビやビデオデッキのほとんどが多方式対応です。
DVDのリージョンコードは、ベトナムは「3」です。日本のリージョンコードは「2」ですので、「All code」と明記されているDVDでないと日本では見られません。
◎水(2015年8月)
ベトナムの水道水は日本の軟水とは異なり、硬水です。水道水は衛生面に問題があるため、飲まないほうがよい。「当店はミネラルウォーターを使用」と、はっきり明記していないレストランでは、高級店であっても飲まないほうがよい。ミネラルウォーターは町なかの商店をはじめ、あらゆる場所で売られています。種類にもよるが500mlで3000~6000ドン程度です。
◎車(2015年8月)
車は左ハンドル(右側通行)です。
◎国際電話(2015年8月)
国番号:84
◎気候:
北部は亜熱帯気候に属し、日本と同じように四季がます。南部は熱帯に属し、一年を通して日本の夏のような気候です
2月のテト(旧正月)明けから4月にかけてが春です。晴天の日は少なく、気温が激しく変化するので、脱ぎ着がしやすい服装が良いでしょう。
5月から8月にかけてが夏です。気温も湿度も高くなり、不快指数も高くなります。日本の夏服だけで充分ですが、上に羽織るものがると良いです。
9月頃から秋が始まります。秋が終わる11月には肌寒くなり、長袖のシャツが必要になる気温になります。長袖シャツは3月まで必携です。
12月頃から、冬になります。もっとも気温が下がるのは1〜2月です。雨はほとんど降りませんが、かなり冷え込みますので、セーターなどの防寒着があった方が良いです。
◎祝祭日(2015年4月)
1月1日 :新正月。
旧暦1月1日 :旧正月。(2015年は2月19日(木)が元日。18日(大晦日)から翌週はじめにかけてが正月休み。)
3月8日 :国際婦人デー。
旧暦3月10日 :フンボン記念日(2015年は4月28日でした)
4月30日 :南ベトナム開放記念日。
5月1日 :メーデー。労働感謝日。
9月2日 :ベトナム社会主義共和国建国記念日。
10月20日 :ベトナム女性の日。
11月20日 :先生の日。
ベトナムの正月(旧正月:テト)の時期は、帰省する人々で国中が混雑します。店もお休みになることが多いです。
◎姓名(2002年4月)
ベトナムの人の名前は、通常、「姓(ファミリー・ネーム)」+「ミドルネーム」+「名(パーソナル・ネーム)」の3語から成ります。
ファミリー・ネームは日本でいう苗字にあたります。中国や韓国と同様に、姓の数は決して多くなく、少数民族も含めて800程度だと言われているそうです。主要民族であるキン族では、その数は約160程度で、ほとんど漢字名に由来しているようです。
多い姓を挙げると、圧倒的に多いのが「グエン(阮)」、次いで「レ(黎)」、「チャン(陳)」、「ホアン」、「フィン(黄)」、「ファン(范)」、「ブー」、「ボー(武)」、「ファム(幡)」などです。最も多い「阮」は、調査によると、北部で全体の48%、南部で28%を占めるそうです。
ベトナム共産党中央委員会名簿を調べると、160人の中央委員のうち、グエンさんは47人(29%)、レさんが6%。チャンさんが5.6%、ホアンさんが5%います。
現代のベトナムの人はミドルネームを持つ人が多いのですが、男性は「バン(文)」、女性は「ティ(氏)」の人が多いそうです。また、「ホン(紅)」、「スアン(春)」、「ゴック(玉)」などは、男性でも女性でも使用されているようです。
女性は結婚しても苗字が変わりません。子供は、父親の苗字を名乗ります。この風習は中国の流れをくむものと考えられます。
◎インフラ
・道路:17,295km(2003年)
・橋:7,879本(2003年)
重要かつ近代的な橋としてThang Long橋、Tan Thuan橋、Chuong Duong橋、Quan Hau橋、Song Gianh橋がある。
・鉄道:総長2,600km(2003年)
ベトナム鉄路は中国鉄路につながっている。
・港
全国には、海港が78ある。その内、大きな海港は8ある。一番大きく重要で近代的なものはHai Phong海港、Da Nang海港、Sai Gon海港である。
Hai Phongは、主要な海港である。Chua Ve海港、Hoang Dieu海港、Vat Canh海港、Dan Xa海港がある。現在、Hai Phong はMinh Duc海港とDinh Vu海港の建設が進んでいる。2010年まで、Hai Phong海港は毎年1,000万t受け入れられる。
Da Nang海港は荷重が25,000DWT船、RORO船、中小客船の入港が可能である。
ホーチミン市にある海港は全国で最も大きな海港である。
・電話
8,886,000回線(固定電話+移動電話)(2004年8月末現在)
10.97回線/100人
なお、通信事業が開放され、新規事業者が参入したため、通信料金は値下がりの傾向を見せている。
・電力
ベトナム電力会社 (EVN)は2002年に水力/石炭熱力/油熱力/ガス発電分野やDiesel分野やIPP分野などで、358.01kW/h生産した。
2003年現在、ベトナムの電力料金は5.6Cent/kWである。国際銀行 (WB)はベトナムに電力料金を7Cent/kWまで上げるように要求している。
・インターネット普及率
加入者数:1,436,417人(2004年7月)
利用者数:5,341,943人(2004年7月)
人口に対する利用者の割合:6.55%(2004年7月)
◎ビジネスアワー
以下は、一般的な営業時間の目安です。ショップやレストランなどは、店によって異なります。
・銀行
月~金曜 8:00~11:30、13:00~16:00
日曜・祝日は休み。
土曜は営業する所もある。
営業時間中は両替が可能です。
・ショップ 8:00~21:00
・レストラン
10:00~22:00が一般的だが、6:00オープンや24:00まで営業する所もある。
また、高級店はランチタイムとディナータイムの間に、2~3時間クローズする所が多い。
◎年齢制限
タバコ、アルコールともに法律の規定はない。社会的に認められるのはタバコ、アルコールともにだいたい18歳かららしいです。
◎緊急時
警察:113
消防:114
救急:115
◎運転
50ccを超えるバイクの運転には免許証が必要で、外国人もその対象になっています。また、ベトナムは国際運転免許証の条約には加盟しておらず、国際運転免許証は通用しません。
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◎略歴
千年を超える中国支配を経験した中国文化圏最南端の国。
1883年 フランスの保護国となる。
1940年 ドイツ軍によってパリ陥落。日本軍が進駐。日仏共同支配体制。
1941年 ホー・チ・ミンがヴェトナム独立連盟(ヴェトミン)を結成し、抗日闘争を展開した。
1945年9月 日本がフランスの統治機構を破壊し、皇帝バオ・ダイの下に独立を宣言させた。ハノイでヴェトナム民主共和国の独立を宣言。
1946年12月 ホー・チ・ミンがフランスに全面抗戦を宣言。
1949年 フランスがバオ・ダイを首班に、ヴェトナム国を建国。
1954年 戦略家ボー・グェン・ザップの率いるヴェトナム民主共和国軍がフランスの要塞ディエンビエンフーを陥落させたため、インドシナ戦争の勝敗が決した。ベルリン四国外相会議(米・英・仏・ソ)によって北緯17度線を暫定的軍事境界線とするジュネーブ協定が結ばれ、フランスが撤退。
1955年 アメリカがゴー・ディン・ディエムを大統領にし、ヴェトナム共和国を樹立。
1960年 民衆の不満から南ヴェトナム解放戦線(・称、ヴェトコン)が結成。
1963年 ディエムはクーデターにより失脚。
1964年 アメリカによる北爆が始まる。
1968年 1月30日(旧正月=テト)に解放勢力が大規模な攻撃を開始(テト攻勢)。
1973年 パリ和平協定。停戦、アメリカの撤退。
1975年 アメリカ軍の庇護を失ったヴェトナム共和国軍は敗北を重ね、サイゴン陥落によりベトナム共和国軍は崩壊。
1976年 統一選挙により、ヴェトナム社会主義共和国として統一国家成立。
1977年 国連加盟。
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ご意見は、こちらへ:goikenmatomete@mail.goo.ne.jp
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