豆鼓

このページは、中国の調味料を紹介していきます。

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更新日:
 2012年2月24日



◎豆鼓(トウチ)(2012年2月24日)

 豆鼓の読み方はいろいろ トウチー、ドウチイ、ドウチーなどと呼ばれますが、一般的には「とうち」と呼ばれていると思います。トウチは、中国料理で使われる黒豆を発酵させた調味料です。黒豆(黒大豆)を水で戻してから、蒸し、塩、麹と酵母の混ざったものを加え、発酵させた後、日陰で水分を減らして仕上げるそうです。色が黒くて塩辛く、日本の大徳寺納豆や浜納豆に似ています。納豆味噌と言っても良いかもしれません。
 塩辛く風味が強いですが、アミノ酸などの旨み成分を多く含んでおり、まろやかなコクとふくよかな香りを持っているため、料理の味に奥行きを持たせることができます。
 豆鼓は熱を加えると風味が強まるので、中国料理の煮物や蒸し物、炒め物などの風味付けに使われます。特に麻婆豆腐とは相性が良く、赤味噌、豆板醤に豆鼓も加えて火を入れると、より本格的な麻婆豆腐を楽しむことができるようになります。
 牡蠣を豆鼓で炒めたり、鶏肉やスペアリブを豆鼓で漬け込んで焼いたり、炒める料理があるそうです。広東料理、四川料理、湖南料理などの調味料として多用されています。また、豆鼓と辣椒(唐辛子)を一緒に漬け込んだ辛い調味料、「辣椒豆鼓」というものもあります。





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